2021/02/19
道産材のタモの埋もれ木
core dry houseを建てさせて頂いたときにお礼にと頂いた小箱。
施主お父様、Bau工房の大門さんの作品です。
topica事務所の1階にずっと大切に置いています。
材質はタモの埋もれ木で作られており、「木と土、時間」を感じることができるとても美しい小箱です。
密実なタモの木肌と土のなかで経た時間による深い色合いが、深い沈黙をつくりだします。
上蓋...
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2021/02/11
素材と建物
気に入っている素材、よく使う材料はいつでも見て触れて感じることができるように身近に置いています。それらの素材に囲まれて建物を考えることができるように。
学生時代の恩師の香山先生に、「自分が気に入った材料は机の端などに置いて、いつも身近に感じられるようにしておくといいよ。」ということを教えて頂きました。
それを守り、こうしていつも素材に接していると「読書百遍自ずから通ず」とばか...
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2021/02/03
住空間を作るものとしての造作家具
寒さの厳しい北海道で住宅を作るとき、建物のあり方として最も優先されるべきは、構造的な堅牢さや断熱気密性能、冬の貴重な日射を取り入れることができる開口部などの一次的な性能です。 一方で人間の暮らしは、それだけでは成立しませんから、住空間を軟らかく包み、平穏な暮らしをつくるものとして、内部の仕上げ、造作や家具への配慮が重要になります。さらに、旭川のような厳寒の地では他の温暖...
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2021/02/02
こんにちは。ひさしぶりの投稿です
2月になり、トピカのある旭川は例年通りの寒い日が続いています。
本日は、住宅に限らず建物の断熱性能の確認にとても有効なアイテムをご紹介させて頂きます。
●断熱性能を可視化できる、スマホ用サーモグラフィー
断熱やエネルギー消費量についての意識が高まり、Ua値、Q値、熱伝導率、熱抵抗値などの基準値に対する認識が年々高くなっていますが、それらの性能を可視化して、体験とし...
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