WOODEN PLATE ROOF HOUSE

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北海道旭川市の隣町、東川町。 敷地の周辺には水田が広がり、遠くには大雪山連峰。単に「自然豊か」という言葉以上の大らかな魅力を持った場所にこの住宅は建っています。
施主は数年前に東京から東川町に移住された御家族で、ご主人は近郊で家具関連のお仕事をされており、自然素材を使った、冬にあたたかく北海道らしい住宅を希望されていました。

また、東川町では一定の断熱気密基準や景観基準を満たした住宅に助成金が交付される制度があり、この基準の範囲内で設計を行うことが必要でした。

これらの与条件を満たすと同時に、この場所特有の北海道らしい豊かさをより確かなものとすることを命題とし、下記のような趣旨で設計を行いました。

この住宅は、母屋、入口のキャノピー、遊び場テラスの3つの大きな要素から成り立っており、
[1.簡素な外観と温熱性能の両立]
 北海道の広い風景の中で、家らしい佇まいを備え、かつ温熱環境的にも有利となる形態とするために、切妻の総二階の建物としています。そうすることで、建物の表面積が小さくなり、建設コストを抑えた計画となるだけではなく、冬季の暖房負荷も小さく、光熱費を抑えた計画とすることが出来ています。 -20℃を下回ることも珍しくない、寒さの厳しいこの土地で、気候の厳しさに耐えるということとシェルターとしての安心感を体現した、「北国の家」らしい雰囲気を持った住宅を目指しました。

[2.南西向きの配置と主開口]
 建物の長手を南西に向けることで、冬季の日射熱が十分に得られるようになり、暖房費の軽減に大きな効果を期待できる計画となっています。また、2階のリビングやテラスからは

所在地東川町
用 途一般住宅
構 造木造
規 模約120㎡
断 熱・屋根:EPS断熱材 120mm+高性能グラスウール 100mm
・壁:高性能グラスウール 210mm
・基礎:EPS断熱材(外側 100mm+内側 50mm)
換 気1種